2013年11月8日金曜日

第8話 出発2日前 いよいよダメか 悲しみの小浜節



那覇の夜が遠い

平成25年10月22日(火 晴れ)の話

 台風がやはりひどいな。天の気は変えられるものではない。

 故に、何か小浜節大会にほとんど行けない模様で、練習にも今一身が入らない。

 ただでも、八重山に行く実感が湧かず、気が遠くなるのに、台風27号のせいで、かなり気持ちがしぼんでいる。

 朝、練習。起きたばかりで声が出ない。
 
 越城節で声だし。ウォーミングアップ。
 そして小浜節。あまりパッとはしない。


気持ちが落ち葉の中に埋もれそう


24日の21時に那覇が暴風圏のほぼ真ん中に。そして、台風28号までやって来る。
那覇が問題。石垣は大丈夫そう。


 昼も自宅で練習。もうヤケッパチ、というか、粛々と通常の練習をこなし、小浜節も少しやった。


 コンクールの課題曲を中心に練習: 越城節 たらくじ 石ぬ屏風

 二揚げで、小浜節

 仲筋ぬぬべーま  まるま盆山  殿様節

 夜、11時ころ、職場で三線の練習。

 コンクールの課題曲 本調子 越城節 タラクジ 石ぬ屏風

 小浜節 仲筋ぬぬべーま 殿様節 まるま盆山


早朝の国際通り 誰も居ない


 録音もした。小浜節。出られない公算が強いので、こういう時の気持ちで唄った唄も悪くはない。唄は気である。上手い下手ではないと思っている。
 けっこうきちんと唄えた。

 思うに、このような録音も結局、一発勝負。その日、上手く行かないと何度唄ってやり直してもダメなものだ。今日は、そのような意味ではきちんと唄えたようだ。
 このような状況で唄う唄も思い出だ。

 悪くはない。やはり、小浜節大会が絶望視されて、「行かなくてもいいさ」という思いが強くなっていはいて、何か自分も淡々としているが、やはり本当は悲しいのだな、と言う事が分かる。








最後に、ぼやきが入っている。これが面白い。唄なんか聴かなくても良いから、このぼやきだけは聴いて下され






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